おはようございます!十三代沼尻商店の沼尻です。
2024年5月6日(月)沼尻農園のさくらんぼ園地からのリポートです。
今年は霜の影響は少なかったので、みなさまご安心下さいませ。
霜の影響があるとめしべの核が生育できずおしべと受粉出来ません。
実際にその花を割ると核が未成熟がわかります。
霜の影響は少なかったですが今年は双子は多いです。
具体的にはめしべ(果実)が二つに分かれること。
めしべが2つに分かれるのはなぜ?起きるのか
それは前年度の気候に関係します。
詳しく説明すると、
めしべの形成される期間は、収穫時期の6月から遡って前年の10月までの期間になります。
その時期に暑い日が続くとめしべが二つ(双子)になりやすいようです。
今週から摘果を行います。
摘果とは、果実(実)が付き過ぎたときに、美味しいさくらんぼを作るために幼い実を間引く選定作業になります。
実が付き過ぎると株が弱り、栄養分が分散して美味しいさくらんぼが出来ません。
沼尻農園では1株にあたり2~3実に間引きます。
すべて手作業で手間がかかる作業です。
ただこの作業をしっかり行わないと、糖度が22℃を超えるような美味しいさくらんぼは出来ません。
沼尻農園のさくらんぼが高い理由の一つは、「手間」という途方もない時間を費やして、みなさまに美味しいさくらんぼをお届けしております。
今年は双子のさくらんぼも入れて発送出来ると思いますので、それもお楽しみくださいませ。
2024年5月6日(月)沼尻農園風景 |
完売マークが間違って表示しており申し訳ございませんでした。